| 質問内容 | 回答 |
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質疑番号 | 54 |
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構造種別 | 基礎・地盤 |
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技術基準解説書 | 513ページ |
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公開日 | 2007/07/24 |
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最終更新日 | 2007/10/12 |
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備考 | 2007/8/31修正
2007/9/5修正 |
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| 液状化の検討についての記載がありますが、FL値で検討する場合、150galでFL1以上であれば、地盤や杭の検討において液状化の恐れがないとして取り扱うという理解でよろしいでしょうか。 | 一次設計の地震時については、ご指摘のとおりです。二次設計で液状化をどのように考慮するかは、設計者判断によります。ただし、沈下の影響を受けやすい構造形式で、上部構造の性能設計を行うような場合は、検討しておくべきと考えられます。また、二次設計で液状化を考慮しない設計を行う場合は、一次設計における液状化の検討に用いる加速度レベルを200galとすることが推奨されます。 |
質疑番号 | 80 |
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構造種別 | 基礎・地盤 |
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技術基準解説書 | 513ページ |
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公開日 | 2007/07/24 |
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最終更新日 | 2007/09/26 |
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| 150gal以上の地表面最大加速度で液状化の判定を行うように記載されていますが、付録1-7では、45mを超える高層建築物では200galにて判定するとされています。これは、45mを超える高層な建築物はより安全を考慮して200galとしたとの判断でしょうか?また、45m以下の建築物は記載の通り150galにて判定しても差し支えないのでしょうか? | 付録1-7は、高さが45mを超える建築物の設計に当たり、より望ましい性能を達成するための参考として示したものです。したがって、規定上は中地震時を想定した液状化の検討に用いる地表面加速度は、高さにかかわらず150galを用いることができます。
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質疑番号 | 56 |
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構造種別 | 全体(材料・計算一般・行政的扱い) |
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技術基準解説書 | 400ページ |
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公開日 | 2007/07/24 |
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最終更新日 | 2007/09/05 |
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備考 | 2007/8/31修正 |
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| 液状化による検討は、限界耐力設計法において、150gal、350galにて検討する旨が規定されていますが、保有水平耐力計算においても必要でしょうか。 | 限界耐力計算における液状化の検討についての解説は、表層地盤による加速度の増幅率を表す数値Gsの計算の精度確保に必要なものとしての記述です。保有水平耐力計算においては、液状化の検討は必須ではありません。ただし、告示H13-1113号に従い地耐力等を評価する場合に、必要となることがあります。
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